本来、どのような品物でも産地に近ければ近いほど価格が安いのが当然ですが、鮮魚業界では本来の価格からズレてしまうことがあります。それが「相場」です。
相場とは、魚そのものの価値ではなく、「この地域ではこの魚は1匹100円だけど、あの地域では消費量が多くて人気があるから200円する」といったように状況に応じて変動します。
そして、生産者である漁師さんたちが高く売れる方へ売ることにより、価格の逆転現象を生みます。
高く売れる方ばかりにその魚が流通し、売れない場所ではその魚が入らなくなるため、入ってこない魚を手に入れようとしたら当然高くなります。極端に言えば、「和歌山産のカツオを和歌山で仕入れた方が高い」ということが起こるのです。
ある特定の魚で、お客様のおられる地域より大輝のある大阪の方が安かったら・・・?
そこに応えたいと思うのは、料理人の皆様のストレスを解消したいという願いと、大輝の鮮魚卸をもっと多くの飲食店の皆様に知ってもらいたいという野望があるからです。
現在、30店舗ほどの遠方のお客様と鮮魚卸のお取り引きをさせていただいております。
ただ、自社便での配送はできません。正しい梱包の上、宅急便で配送しております。